熊本県菊池郡菊陽町の大田宅建事務所:ホームへ

建物を売りに出した以上事前に清掃&整理整頓で住まいを磨き上げましょう。このことが高く売る為に大きく貢献いたします。

【購入希望者の第一印象が重要】

住んだままの中古住宅売却でも、可能な範囲で「すっきり、広く、明るく、きれいに」見せることが大切。購入希望者はあなたの家だけを見るわけではありません。同じような条件の家をいくつも見て、その中から自分たちの条件に合った家、希望を叶えられそうな家を選ぶのです。
 
そのときにまず初めに重要となってくるのが、玄関に入ったときの第一印象です。家に入った途端に「薄暗い家だな」「湿っぽいカンジ」などといった印象を持たれれば、家全体のイメージにも影響しかねません。
そのためには換気に気を付けるのと同時に、購入希望者が見に来るときはあらかじめ照明をつけておき、なるべく明るく見せることも大切です。
また、≪
購入希望者が見に来たときの対応≫ でも説明したように室内全体で行き届いた清掃や整理整頓を心掛けるとともに、不用品があれば大きなものほど優先して事前に片付けておきたいものです。必要に応じて、専門業者による室内クリーニングや不用品処分も検討しましょう。
購入希望者は、あなたの自慢の家具や調度品を見に来るのではなく、あなたの生活の様子を見に来るのでもありません。

あくまでも住まいとしての間取りや設備、家のつくりなどを見に来るのですから、できるかぎり「すっきり、広く、明るく、きれいに」見せるための方法を考えましょう。窓をふさいでいる家具などがあれば、事前にこれを移動しておくことも必要です。家具を移動した後の清掃も念入りにやっておくようにします。

1.掃除はキチンとこまめに

家を売りに出すときはお金をかけてきれいにする以前の問題で、自分で出来る程度の掃除や片付けはしたほうが良いです。やはり第一印象が大事です。
急な案内などもありますので売り出すことが決まったらこまめに掃除しましょう。
説明: 説明: 説明: 説明: http://www.fudosan-baikyaku.net/images/15x15.gif
【室内のお掃除】 
●網戸やガラスなどの掃除、カーテンなどが取れかかっていないか確認しましょう。
●玄関や部屋は片付いていても掃除しましょう。
●洗面所、お風呂、トイレなどもいつも自分が使っている感覚できれいに掃除しましょう。
●キッチンの掃除、整理整頓、換気扇の掃除などしましょう。毎日使う場所ですので、購入希望者のチェックも厳しい箇所です。
●照明器具の掃除、電球の点検、ベランダなども掃除しておきましょう。

【室外の掃除】
●軒下のくもの巣などは取りはらっておきましょう。
●駐車場などに置かれた不用品の片付け、カーポートの掃除、屋根の補修などをしましょう。
●雑草の除去や庭木の剪定もしましょう。
●玄関ドアーのがたつきやフェンスのがたつきなども確認しましょう。

【備品・設備の整頓・清掃】

カーペットや畳に傷やシミ等がある場合は、補修しておきましょう。
本棚や食器棚、机の上などの整理整頓もしっかりと行います。

また、購入希望者は収納部分の数やスペースについても確認します。申し入れが合った場合は、快くご案内しましょう。                                               
そのためにも、押し入れやクローゼットの中は、不要なものは処分するなど、しっかりと整理整頓しておく事をお勧めします。

【空気の清掃】

他人の家へ行ったとき、独特の匂いをかいだ経験があると思います。特にペットを飼っているご家庭や、喫煙の習慣のあるご家庭は要注意です。

窓を開け、普段から換気をしっかりと心がけましょう。
そのうえで、市販の消臭剤や、カーテン・壁紙のクリーニング等でお部屋の匂いをクリーニングします。なかでも浴室やトイレはしっかりと換気を。
排水溝などの匂いの出やすい箇所にはパイプ洗浄剤でケアをすると改善される場合があります。

また、エアコンの匂いも慣れてしまうと気がつきにくいもの。ときどきはフィルターの清掃をしましょう。

以上、こまごまと申し上げましたが住んでいる方が汚いと感じることは見にこられる買主の方も一緒です。自分が買主になった気持ちで自分が住んでいる建物と土地(高額商品)を常日頃から維持管理しておけば、買主の方は売主の方がとても家を大事にされていることがわかりとても気に入られるでしょう。

「明るい」 

売却不動産の照明器具の掃除や電球の交換をしましょう。
買主が見学する時は事前に全室の照明をつけて「明るい」イメージを与えましょう
「明るい」は買主の重大な条件の1つです。

「広い」

室内、室外の不要品は出来るかぎり処分して整理整頓、収納しましょう。
新築マンションのモデルルームに置いてある家具は一般で買われているものに比べて小さく出来ています。
又、扉、フロ、流し台は小さくオーダーされている場合があります。
プロである不動産会社は少しでも「広い」ことが「高く」、「早く」、売却処分出来る事を知っています。

「きれい」  

庭の手入れ、門扉、外構の修理、外壁の塗装、ペット小屋の掃除、水周りのカビ等の掃除
鏡、窓ガラスの水垢処理、ペット等の室内の傷の修理、ペット、生活臭の消臭、又、状況によっては専門業者のハウスクリーニング処理、                                                                                           観葉植物や花をおくなど不動産を売却する時は「商売」している感覚で色々考えてみてはいかがですか。
売却不動産に一目ぼれした人は「高く」そして「早く」購入しています。

「リフォーム」

1)買主に現状の汚れたイメージが残る
2)買主の賃貸住宅はリフォーム済みだったので、購入物件がリフォームしていないと抵抗がある
1)、2)の場合、イメージが良くなるので必要な場合はお勧めします。多くの人は化粧すれば美しくなると考えており外見を重視しています。                              
プロである不動産会社は売却不動産にリフォームをすれば「高く」、「早く」売却処分出来る事を知っているので、「不動産会社が売主の物件」                                                                                   はほとんどがリフォームされています。

「瑕疵担保」

不動産を売却処分した後に故障、腐食、白アリが発見された場合には売主に補修義務が発生する場合があるので事前に点検して欠陥があれば買主へ書面にて説明しておきましょう。

                                                        BY大田宅建事務所

「有利に売る」と聞けば、多くの人は「高く売る」ことを思い浮かべるでしょう。しかし、よほどのセールスポイントがなければ、一般中古住宅市場の相場よりも高く売ることは困難です。
それよりも、適正相場で「スムーズに買主を見つけること」、
媒介業者による情報の囲い込みなど「不当な取り扱いを受けないこと」、購入希望者からの「値引き(指し値)交渉幅をなるべく少なく抑えること」などによって、結果的に高く売れることを目指すべきです。
また、これから本格化する人口減少時代においては空家問題も深刻になってきます。もちろんこれには地域差があるほか、人口の減少と世帯数の減少にはタイムラグもあるため、まだ当分の間は中古住宅の需要が旺盛なエリアも多いでしょう。
その一方で、すでに需要の減退が始まり、中古住宅が(もちろん新築住宅も)売りづらくなっているエリアもあるはずです。
国の政策は中古住宅の流通促進にシフトしつつありますが、それでも需要自体が減ってくれば、ほぼ同じ時期にほぼ同じ条件の中古住宅が売りに出されたときに、一方がすぐに売れたのにも関わらず、もう一方はいつまでたっても売れない、という状況も生まれてくるでしょう。
ちょっとしたタイミングの差や条件の違いで、大幅に値引きをしなければ買い手がつかないこともあり得ます。
適正な価格で売りに出せば確実に買い手がつくというような時代ではありませんから、類似した多くの中古物件のなかから「いかに自分の家を選んでもらうか」という視点も、これから次第に重要なものとなっていくだろうと考えられます。